
初心者さんにもおすすめ!
インクが乾かない万年筆
「#3776 センチュリー」
万年筆に興味はあるけれど、最初の一本にどれを選べばいいか迷ってしまう…。
そんな初心者の方にぜひおすすめしたいのが、プラチナ万年筆の「#3776 センチュリー」です。
その最大の理由は、なんといっても“インクが乾かない”こと。
せっかく気分を高めて使おうと思ったのに、キャップを開けたらインクがカサカサで書けない…。
そんな経験をすると「やっぱり万年筆って面倒だな」と思ってしまいますよね。
でも3776センチュリーなら、数ヵ月放置してもすぐにスラスラ書き出せる。
つまり「いつでも気持ちよく書き出せる」んです。
万年筆を“特別な道具”としてではなく、“毎日使える相棒”にしてくれる安心感。
これが初心者にもおすすめできる最大の理由です。
1
プラチナ万年筆と
「#3776」という名前の由来
「#3776」という名前は、日本一の山・富士山の標高(3776m)から名付けられました。
世界に誇れる日本の万年筆を作りたい——そんな想いが込められています。
プラチナ万年筆は1919年創業の老舗メーカーで、セーラー・パイロットと並ぶ「日本三大万年筆メーカー」のひとつ。
その代表作が、この#3776シリーズで、世界中のユーザーから支持されています。
2
デザイン

#3776センチュリーの魅力は、なんといってもこの普遍的なデザインにあります。
シガーシェイプ(葉巻型)のクラシカルなフォルムは、派手さを排しながらも知的で落ち着いた印象を与えてくれます。
ボディは深みのある漆黒の樹脂。
光にかざすとしっとりとした艶を放ち、長く使っても飽きのこない上品さを感じさせます。
シンプルな黒軸に
ゴールドのアクセント

ゴールドのクリップとキャップリングがアクセントとなり、シンプルな黒軸にほどよい華やかさを添えています。
キャップリングには「#3776 CENTURY」の刻印が施され、ブランドの誇りと精緻な仕上げがひと目で伝わってきます。
14金のペン先

14Kゴールドのペン先には「3776」の刻印が入り、ブランドの誇りを象徴しています。
派手すぎない装飾ながらも、細部まで美しく仕上げられており、万年筆を愛用する人なら思わず見惚れてしまうほど。
軽くて疲れにくいバランス

手に取ってみると約20gと軽量で、長時間の筆記にも疲れにくいバランス。
持ち歩きやすさと実用性を兼ね備えています。
机上に映える、王道の一本

派手ではないけれど、机に置いてあるだけで「できる筆記具」という雰囲気を放つ。
この“落ち着いた高級感”こそ、3776センチュリーのデザインが長年愛され続ける理由の一つではないでしょうか。
3
スペック
3776センチュリーは、日常使いにちょうどいいサイズ感に設計されています。
手帳やノートに合わせてもバランスがよく、長時間書いても疲れにくい軽さが魅力です。

・長さ:約139.5mm/約154mm(キャップポスト時)
・最大胴軸径:約15.4mm
・重さ:約20.5g

数字だけ見ると標準的なサイズですが、実際に手に取ると“軽快さ”と“しっかり感”のバランスが絶妙。
持った瞬間の安心感、そして筆記時の取り回しやすさは「普段使いに最適」と多くのユーザーが口を揃えるポイントです。
軽量でありながら、軸の太さが程よいため握りやすく、ペン先の安定感を支えるには十分。
ビジネスでの長時間筆記から日記や趣味の手書きまで、幅広いシーンにフィットするスペックです。
4
インクが乾かない
「スリップシール機構」
3776センチュリー最大の特徴が、プラチナ独自の「スリップシール機構」。
これはキャップ内部にインナーキャップを搭載し、密閉性を高めることでインクの乾燥を防ぐ技術です。
これが凄い!!

公式では「2年間使用しなくてもインクが乾かない」と発表されており、実際に1年放置してみましたが問題なく書けました。

初心者さんが万年筆をやめてしまう、ガッカリする原因のひとつが「乾燥による書き出し不良」。
でも、この機構があるおかげで「使いたい時に必ず書ける」という安心感が得られます。
まさに“初心者さんを挫折させない万年筆”といえるでしょう。
5
豊富なペン先ラインナップ
プラチナのペン先は自社製造で品質が安定しており、ラインナップも豊富です。
・UEF(超極細)
・EF(極細)
・F(細字)
・SF(細軟)
・M(中字)
・B(太字)
・C(極太)
・MS(ミュージック)
特に日本語の漢字を美しく書ける細字系は、手帳や日常筆記に最適。
一方で中字や太字は滑らかなフローで、手紙や洋文、サインにも映えます。
6
書き心地
手帳に使いたかったので、選んだのは細字(F)。
サラサラとした書き心地で、軽いボディのおかげで取り回しがとても楽です。
柔らかさよりも安定感を重視した設計で、細かい字でもしっかりと輪郭が出ます。

個人的な感覚としては、
・パイロットの万年筆ほど“ぬらぬら”ではない
・セーラーの万年筆よりは“スラスラ”している
その中間に位置するような印象です。
キャップをポスト(後ろに差す)して書くと、わずかに後ろの重みを感じます。
特に小さい文字を書いたり、素早くメモを取ったりする場面では少し気になるかもしれません。

一方でキャップをポストせずに使うと重心のバランスが良くなりましたが、やや小ぶりに感じられ、長時間握っていると少し窮屈さを覚えました。
個人的にはキャップポストした方が書きやすいと感じました。
程よい硬さが魅力
カリカリ系の筆記感

3776センチュリーのペン先は全体的に硬めで、しなりはあまり感じにくい設計です。
そのため「はね・はらい」といった日本語の筆記表現を柔らかく出すのは少し難しいと感じました。
“しなりを活かした表情豊かな線”を期待していると、やや物足りなさを覚えるかもしれません。
一方で、この“硬さ”こそが細かい文字を正確に書ける安定感につながっており、ビジネス文書や日記、勉強ノートなど「読みやすさ」を重視する用途には大きな強みとなります。
書き心地の総評

総じて、3776センチュリーの書き味は「普段使いにとても向いている」と感じました。
細字を選んだことでノートや日記、ちょっとしたメモにも使いやすく、日常生活のあらゆるシーンにフィットします。
「インクが乾かない安心感」と「軽快な取り回しの良さ」が合わさって、毎日自然と手に取りたくなる一本でした。
7
初心者さんに
おすすめできる理由

3776センチュリーが初心者に向いている理由は大きく3つあります。
①インクが乾かない → やる気を失わない
「書こうと思った時に必ず書ける」安心感。
これは初心者が挫折せずに万年筆を続けられる大きなポイントです。
②書き味が安定している
力を入れなくてもスラスラとした書き出し。
字幅もブレにくく、手帳やノートで安定した文字が書けます。
③価格と品質のバランス
定価は30,800円(税込)ですが、Amazonなどでは2万円前後で購入できることも。
性能を考えると非常にコストパフォーマンスが高いモデルです。
「最初の一本」として選んで後悔しにくく、「次の一本」を考えるきっかけにもなる。
まさに“万年筆の入り口”として理想的な万年筆です。
まとめ

きっと“万年筆っていいな”と感じさせてくれる、そんなスタートにふさわしい万年筆です。
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