ホック型システム手帳20mmリング

2ndサンプル完成!

まずはひとつ、すみません。

1stサンプルは、写真を撮り忘れました。


届いてすぐに修正点が見つかり、
そのまま職人さんへ2ndの修正依頼を出してしまったため、
記録が残っていません。


本当は比較しながらお見せしたかったのですが、
今回はホック型システム手帳(バイブル)の2ndサンプルからのご紹介になります。


今回このモデルを作ったきっかけは、
お客様からいただいたひとつの声でした。


「リング径をもう少し大きくした、20mm以上のシステム手帳を作ってほしいです」


これまで&Liebeでは、
13mm・16mmリングに統一してきました。


理由はシンプルです。


“書く時間を邪魔しないこと”


リング径が小さいと、

筆記時に手に当たりづらく、

自然な姿勢で快適に書くことができます。

万年筆でゆっくり書く時間。

思考を整える時間。


その時間を邪魔しないサイズを、

ずっと優先してきました。


ただ一方で、


「もっとリフィルを入れたい」

「仕事用にボリュームが欲しい」


そんな声も、少しずつ増えてきました。


そんな声に背中を押されて、

今回、20mmリング仕様のモデルを形にしてみました。


まだ試作段階ではありますが、

ここから、この手帳の特徴をご紹介します。


すべてを革で統一するという贅沢


実は以前から、
内装も外装もすべてレザーに統一したモデルを
いつか作ってみたいと思っていました。


今回はそれを形にした、
オールレザー仕様。


開いた瞬間に広がる革の表情。
リング金具とのコントラスト。


外側だけでなく、開いた内側まで美しい。


手帳を開くたびに、気持ちが上がります。


毎日触れる道具だからこそ、開いた瞬間まで心地よくありたい。


そんな想いを込めた仕様です。


ホック留め仕様


今回はまず、既存のプリム製のアンティーク調ホックで製作しました。

レザーに自然に馴染む、落ち着いた色味。


主張しすぎず、それでいて存在感はある。


開け閉めの“パチン”という感触も心地いいです。


ただ、正直に言うと少しだけ小さく感じています。


現在は9mm径。


次のサンプルでは1〜2mm大きくし、

小さくロゴを入れてみようかと検討中です。


イメージはこちら👇

ここはもう一段、完成度を上げられる部分だと感じています。


一度サンプルを作ってみて、仕上がりを確認してみようと思います。


フラップの形状


今回かなり悩んだのがフラップのライン。


丸くしすぎると可愛くなる。
直線的すぎると無機質になる。


“可愛すぎない丸み”を目指して、
Rの出し方を何度も微調整しました。

ほんの数ミリで印象は大きく変わります。


シンプルな構造だからこそ、
ラインの美しさはとても大切にしています。


しっかり入る、20mmリング


今回の主役とも言えるのが、20mmリング。

実際に使ってみると、
その違いはすぐに分かります。


リフィルを重ねてもまだ余裕がある。

仕事用、ログ、メモ。
まとめて収納しても窮屈さを感じません。


「もう少し入れたい」


その声に、ちゃんと応えられるサイズ感です。


リングには、クラウゼ社製の金具を採用しています。

開閉の精度が高く、しっかりと閉じたときの安心感がある。


毎日何度も触れる部分だからこそ、信頼できるパーツを選びました。


もちろん、リング径をさらに大きくする選択肢もありました。


ですが、全体のバランスと筆記時の安定感を考慮して、20mmに。


大きすぎると、
今度は“書きやすさ”が犠牲になる。


「収納力を取りにいきながら、書きやすさは手放さない。」


そのちょうど真ん中を探った結果が、この20mmです。


太軸万年筆も収納可能


「万年筆で書く時間を、楽しんでほしい。」

その前提でペンホルダーを設計しました。


モンブラン149のような大型万年筆も、無理なく収まります。

お気に入りの万年筆と、いつも一緒に持ち歩けるように。


今日はどのペンを持っていこうか。


そんな小さなワクワクを、

この手帳と一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。


そして、閉じたときはフラップがペンをやさしく包み込みます。

カバンの中に入れても、他の荷物と擦れて傷がつかないように。


書くための手帳であると同時に、
大切なペンを“守る”手帳でもありたい。


そのバランスは、今回もきちんと意識してみました。


シンプルな収納ポケット


必要最低限、

「あったらいいな」と思うポケットだけを設けました。

左側には、カードや付箋を入れられるポケットを2つ。


よく使うカードを差しておいたり、

小さな付箋を忍ばせておいたり。


ページを開いて、さっと取れる。


そんな動きが自然にできる場所です。

右側には、メモ帳やチケットを入れられるポケット。


出先でもらったレシートや、あとで見返したいチケットをとりあえずここに。


書くための手帳ですが、
ちょっとした“記憶”も一緒に挟めるようにしています。


使用感の正直レビュー


普段は16mm以下のリングを愛用しているので、
正直に言うと、20mmは「大きいな」という印象です。


たった4mmの差。


でも、16mmを使い続けている僕からすると、
体感はそれ以上に大きく感じます。


最初の2〜3日は、慣れていないせいか

書くときにリングが少し手に当たるな、と感じていました。

ただ、毎日使っていると不思議と慣れてきます。


手の置き方が自然に変わり、
違和感は少しずつ薄れていきました。


その代わり、
リフィルがたくさん入る余裕は本当に安心感があります。

目安として、約150〜160枚ほど収納可能です。


仕事用のリフィルをまとめて挟んでも、まだ余裕がある。


この“安心できるボリューム感”は、16mmではなかなか出せない感覚です。


収納力とのバランスを考えると、

20mmという選択もいいな、と思っています。


そしてスナップボタン。

「パチッ」と音がして閉まる感触が、これがまた気持ちいい。


手帳を開くと、
お気に入りの万年筆とリフィルが出迎えてくれる。

それだけで、少し気持ちが整う。


今日はこのペンで書こう、と決める瞬間。

インクが紙に触れる最初の一筆。


万年筆がそばにあるだけで、

不思議と仕事にも前向きになれたり、

筆記の時間が少し楽しみになったりします。


ただ予定を書くための道具ではなく、

気持ちを整えるための時間。


お気に入りのペンと書く時間を楽しめる。


そんな体験を、この手帳と一緒にお届けできたら嬉しいです。


次の改良点


細部はもう少し詰めたいと思っています。


・ホックをあと1〜2mm大きくしてみる
・ホックにロゴを刻印してみる


この2点は、次のサンプルで試してみたいところです。


ほんの数ミリ。
ほんの小さな刻印。


でも、そういう積み重ねが、
“使うたびに気分が上がるもの”をつくっていくのだと思っています。


20mmリングという選択。

収納力と書きやすさのバランス。

オールレザーという贅沢。


皆さんはどう思いますか?


もしよければ、
公式LINEなどでご意見を聞かせてください。


一緒に、この手帳を完成させてもらえたら嬉しいです。