仕事効率を爆上げする
僕の愛用文房具
たかが文房具、されど文房具。
「文房具なんて100均でいいじゃん」
昔の僕は本気でそう思ってました。
でも仕事を続けていくうちに気づいたんですよね。
仕事って“自分をどう奮い立たせるか”で成果が変わる。
朝からやる気が出ない日だってあるし、考えが行き詰まって「もう今日は無理かも…」ってなる時もある。
そんなときに背中を押してくれるのが、僕にとっては“文房具”でした。
だから僕は、毎日触れるノートやペンを「好きなもの」に替えてみたんです。
すると不思議なことに、書くのが楽しくなって、気分まで変わる。
小さなこだわりが、日々の仕事に張りを与えてくれるんだなぁと実感しています。
今日はそんな僕を支えてくれる相棒たちをご紹介します。
①
MnemosyneのA4ノート
(マルマン 5mm方眼罫)
まず見た目からして惚れ込んでいるのが、このニーモシネのブラック。
真っ黒な表紙がシンプルで上品、机の上にあるだけで気分が引き締まるんです。
仕事の中心にあるのが、このニーモシネのA4ノート。
ポイントは何といってもA4サイズ。
広々としていて、思う存分書き込めるのがいいんですよね。
僕は毎朝、手帳を書いたあとにこのノートを開き、1日のタスクをバーッと書き出します。
「インスタの撮影」「ブログの執筆」など、その日にやることを全部リスト化。
さらに別のページには、1日の中でふと浮かんだことを片っ端からメモしています。
たとえばお客様の声で「こんな商品が欲しい!」とか、「ここを改善できそうだな」というアイデアも全部ここへ。
そして「これは!」と思えるアイデアが出てきたら、そのページをビリッとちぎって保管します。
この“豪快にちぎる”感じが妙に気持ちよくて(笑)、頭の中が整理されていくんですよね。
こうやって、僕にとってニーモシネはただのノートじゃなく、思考を広げて整理するための“相棒”になっています。
②
ノートパッドホルダー
(マルマン ニーモシネ A4 5ポケッツ)
先ほどのニーモシネのノートを、ピタッと収められるのがこのホルダー。
これがまたよくできていて、ブラックのノートと一緒に持つと一気に“仕事道具感”が増すんです。
僕がこれを愛用している理由はシンプル。
ちぎったメモや大事な資料を、ちゃんとしまっておける場所が欲しかったから。
このホルダーにはポケットが5つあって、アイデアの切れ端や忘れたくないメモをスッと収められる。
僕の仕事の流れは、
「書く → ちぎる → まとめる → 取り出して、もう一度じっくり考える」。
このサイクルが自然に回り出したのは、このホルダーを使うようになってからです。
ほんのちょっとした仕組みなんですけど、これがあるだけで頭の中が整理されて、気持ちまでスッキリします。
僕にとっては“思考を循環させる装置”みたいな存在になっています。
③
Kaweco クラッチペンシル
スケッチアップ
次に、このノートと一緒によく使っているペンをご紹介します。
最近買ってみて、大当たりだったのがカヴェコのクラッチペンシル「スケッチアップ」。
特徴は何といっても 5.6mmという極太の芯。
線がドーンと太く出て、とにかく書きごたえが抜群です。
特に気に入っているのが、タスクを消すとき。
「よし、終わった!」という達成感が、極太の線を引いた瞬間にドーンと湧いてくるんです。
まるで敵を倒したときのような爽快感(笑)
仕事の一区切りを“体感”できるのが最高に気持ちいいんですよね。
それから、プロダクトデザインのときにも活躍します。
太い線をサッと引けるので、全体のイメージをつかみやすい。
細部を書くというよりは、イメージを形にするためのラフにちょうどいいんです。
ただし、細かい字を書くにはまったく不向きです(笑)
そういうときは同じカヴェコの「スペシャル」シリーズ(0.5mm)を使います。
芯の太さ比較
左:5.6mm | 右:0.5mm
④
ロルバーン
ミニリングノート
これは僕にとって「パッと思いついたことを逃さず残してくれる存在」です。
家の中でも外出するときにも、だいたいズボンのポケットに突っ込んで一緒に連れて行きます。
不思議なもので、いいアイデアって机に向かって“考えるぞ!”って構えているときよりも、歩いてるときとか、ふっと気を抜いた瞬間に出てくるんですよね。
「あ、こんなものがあれば喜んでもらえるかも」とか、「これブログに書いたら面白そう」みたいなやつ。
でも、そのままにしておくとだいたい忘れる(笑)
帰ってから思い出そうとしても、もう出てこないんです。
だからこのミニリングノートの出番。
リングにペンを挟んでおけるから、思いついた瞬間にサッと取り出してスッと書ける。
そのワンアクションがあるかないかで、アイデアの生存率が全然違うんですよね。
後から見返すと、数行の走り書きがきっかけで新しい企画につながったりする。
大きなノートが“考える場所”だとしたら、これはまさに「ひらめきストッカー」。
ドラえもんの四次元ポケットみたいに、とりあえず何でも放り込んでおける安心感があります。
街を歩きながら、頭の中に飛んできたボールをしっかり受け止めてくれる感じ。
小さいけれど、僕にとってはなくてはならない相棒です。
⑤
MIDORI
プラススタンドノート A6
これは僕の机の上で、いつもジッとこっちを見張っている存在。
MIDORIのスタンドメモ。無罫のA6サイズで、立てて置けるのが特徴です。
ここには卸先様の希望納期や、今日中に絶対忘れちゃいけないことを書き込んでいます。
普通のメモ帳みたいに寝かせて置くと、視界からスッと消えちゃうんですよね。
でもスタンドタイプなら、机の上でこちらを見つめてくる。

「おい、まだやってないぞ」って言われてる気がして、サボれません(笑)
進行中のタスクや予定を書いておくと、自然と視界に入るから頭の中でも整理される。
忘れるリスクを減らすだけじゃなく、“やるべきことに向き合わせてくれる監督”みたいな存在です。
派手さはないけれど、机の上で黙々と仕事を支えてくれる“縁の下の力持ち”。
僕にとって、欠かすことのできない存在です。
⑥
A4用紙と万年筆
最後に紹介したいのが、無地のA4用紙とお気に入りの万年筆。

その日の気分で選ぶんですが、モンブラン149やカスタムURUSHI、キングプロフィットあたりを手に取ることが多いです。
インクがバァーッと広がっていくあの感覚。
何度味わっても気持ちがいいし、心がスッと軽くなるんですよね。
僕は仕事で行き詰まったとき、このA4用紙にただひたすら書き殴ります。
考えを整理するわけでもなく、ただ思うままにペンを走らせる。
意味があるのかどうかすら分からないけれど、気づいたら頭の中がほどけているんです。
不思議なもので、その中から突然突破口が見えてくる瞬間がある。
体感では2割くらいの確率なんですけど(笑)
その2割が仕事を大きく前に進めてくれるんです。
まとめ
こうして振り返ってみると、僕のデスクには、いつもお気に入りの文房具が並んでいます。
どれも「たかが文房具」と言ってしまえばそれまでかもしれません。
でも僕にとっては、ただの道具ではなくて、仕事を続けていくための“気持ちを支えてくれる存在”なんです。
大きなノートはアイデアを書き出す場所になり、ホルダーは思考を整理する仕組みをつくってくれる。
クラッチペンシルは達成感を体感させてくれるし、ミニリングノートは外でのひらめきを逃さず拾ってくれる。
スタンドメモは机の上で監督のように睨みをきかせ、A4用紙と万年筆は突破口をくれるパートナーになる。
こうやって見てみると、文房具は僕の仕事にとって“仲間”みたいなものだなと思います。
一つひとつは小さな存在だけど、積み重なると毎日の働き方を確実に変えてくれる。
奮い立たせてくれるのは、文房具だった。
その小さなこだわりが、僕の仕事を前に進める原動力になっています。
そしてもうひとつ、僕にとって大きな原動力があります。
それは、お客さまに喜んでもらえること。
「次ももっと喜んでいただけるようなものを届けたい」
「悩みを解決できるような存在になりたい」
そう思えるからこそ、僕は&Liebeを続けていこうと日々奮い立たされています。
文房具に支えられながら、お客さんの声にも背中を押してもらう。
その両方があって、今日もまた仕事を楽しむことができています。
文房具に支えられながら、お客さんの声にも背中を押してもらう。
その両方があるからこそ、今日もまた机に向かうのが楽しみになるんだと思います。
結局、仕事を動かすのは大きな決断や派手な仕掛けじゃなくて、こうした小さな積み重ねなんですよね。
一枚のノート、一本のペン。
その小さな選択が、自分を奮い立たせ、次の一歩を踏み出させてくれる。
これからも、文房具と一緒に。
そして「いいな」と思ってくださるお客さんのために。
そんな気持ちを大切にしながら、&Liebeを続けていきたいと思います。
文具だけをさらっと紹介するつもりが、つい熱く語ってしまいました(笑)
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!